【初心者向け!】財テクとは?メリデメやおすすめ財テクを一挙に解説!

皆さんは「財テク」と「資産運用」の意味の違いを正しく理解していますか? 財テクとは何か?ということについて、記事ではまとめて解説します。記事を読むことで、「財テクと資産運用の違い」や「財テクのメリット・デメリット」「初心者におすすめな財テク」がわかります!

そもそも財テクとはなんのこと?

財テクとは「財務テクノロジー」の略で、1980年代後半のバブル期に世にあらわれはじめた言葉です。もともとは、高度先端技術を意味する「ハイテク(ハイテクノロジー)」を真似し誕生したようです。

その意味は、「株式や不動産・FX・債券などに投資し、資金の運用を行ないお金を増やしていく一連の活動」を指します。ただ、現在では意味の解釈はさまざまに広がり、説明する人によって細かい意味は異なります。

後ほど解説する「資産運用」と意味を混同して使われがちなところからわかるように、人や媒体によって、意味の定義を曖昧です。そのため、「節約や投資をしてうまくお金を増やすこと = 財テク」と大きく捉えておくとよいでしょう。

1.財テクと資産運用の違い

人や媒体によって「財テク」と「資産運用」は意味の定義が異なります。そのため、ケースバイケースで意味が若干異なったりすることもあります。ここでは一般的な2つの意味の違いを説明したいと思います。

「資産運用」とは
中長期的に投資を行なうことで、運用益によって利益を得る活動のことを指します。

「財テク」とは
現在の家計を見直し、節約や投資でお金を増やすことを指します。

「資産運用」のほうがまとまったお金を投資する活動によく使われ、「財テク」は少額の節約やポイントを増やす行為などに使われます。

2.財テクのメリット・デメリット

では、財テクにはメリット・デメリットはないのでしょうか?次にメリット・デメリットを解説します。

2-1.財テクのメリット

財テクのメリット
家計の見直しからすぐに取り組むことができる
少額からお金を増やす活動ができる

財テクのメリットは、少額の家計の見直しからすぐに取り組むことができる点です。多額の投資資金を必要とする資産運用とは違い、小さな額からお金を増やす活動ができたり、家計の見直しができるので、大きなお金を失うリスクも少ないでしょう。財テクを通じて、家計の無駄や誤った使い方を把握できるようになるのも利点です。

2-2.財テクのデメリット

財テクのデメリット
・少額で投資できる代わりに利回りが小さい商品が多い場合がある

一方で財テクのデメリットは、投資商品によっては利回りが小さい商品が多い場合があることです。利回りを一定以上ほしいと考えている人からしたら、デメリットになるかもしれません。

たとえば、個人向け国債を例に挙げると、利回りはおよそ0.05%ほどです。(金利:大和証券参考

とはいえ、「利回りは低いけれど、リスクは限りなく低い」投資商品を好む人もいるので、一概にデメリットとはいえないかもしれません。

どんな財テクが自分にあっているのか
どんな風に進めればいいのか
お金を増やすには何が効果的か

あなた自身の収入・支出の全体感から考えるようにしましょう。

3.分にあった目的別で財テクを選ぶ

誰でも気軽に始められる財テクは、「節約」に該当するものと「お金を増やす」行為に該当する2つの側面があります。これら2つの側面から、どんな財テクがあるのかをご紹介します。

3-1.節約型:住宅ローンや保険の見直し

節約型の財テクでは、家計の無駄を見直します。その代表的なものが、住宅ローンや保険の見直しです。

住宅ローンは、以下の2つを見直すことができます。
「繰り上げ返済」と呼ばれ、返済額を増やし返済期間を短くする見直し
「借り換え」と呼ばれ、低金利の住宅ローンに借り換える見直し

また、加入している保険については、本当に必要と思われない保険については解約してもよいかもしれません。あれもこれもと保険に入りすぎている人は、どこまで補償されているのか知らずに保険に入っているケースが多いです。

たとえば、生命保険は、「健康保険」で充分カバーされるものもあります。

健康保険で代用できること
「病気・けが」をした場合には、高額療養費制度
「死亡」をした場合には、遺族年金

健康保険に加入していれば、生命保険級の保証が受けられるものも存在します。

「現在加入している生命保険」と「健康保険で保証されるもの」を見比べて見直ししてみましょう。

3-2.節約型:iDeCo

iDeCoは「個人型確定拠出年金」と呼ばれ、老後に向けて設定した金額を積み立てることのできる仕組みです。運用資金となった掛け金は全額所得控除の対象となります。

60歳にならないと積立金を受け取ることができないですが、家計の余剰金でコツコツ積み立てられるでしょう。

iDeCoのポイント
・iDeCoでの運用資金は全額所得控除の対象になる
・60歳になるまでは積立金は受け取れない

3-3.節約型:NISA

NISAは「少額投資非課税制度」と呼ばれており、株式や投資信託の「売却益や配当にかかる税率」を一定の制限の元で「非課税」とする期間限定の制度のことです。

本来であればかかる20%の税金がかからないので、おトクに行なえる財テクです。毎年120万円までの投資で、使える年数は5年と比較的短いですが、iDeCoと違いいつでも引き出すことができます。

NISAのポイント
本来であればかかる20%の税金がかからない
「毎年120万円までの投資」と上限が定められている
制度が利用できるのは5年間の期間限定
いつでも引き出すことができる

3-4.節約型:つみたてNISA

つみたてNISAは、少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。こちらもNISAと同じく、通常課税されるはずの20%の税金が非課税となります。

NISAとつみたてNISAの比較を作成してみたので、参考にしてみてください。


ロールオーバーとは、NISA口座で保有している有価証券の非課税期間を延長させることをいいます。

NISAでは、5年という期間限定での制度ですが、ロールオーバー(延長)することが可能なので、実質、10年間、非課税制度を利用することができます。

つみたてNISAのポイント
本来であればかかる20%の税金がかからない
非課税間がNISAより長い

3-5.お金を増やす型:国債

国債は国が発行している債券のことで、投資家が債券を購入し国に投資をするかたちとなります。日本の場合は、国が破綻することがないと考えられるのでリスクは低い投資です。しかし、利回りは1%程度ですので、ごくわずかしか運用益は期待できません。

国債のポイント
・リスクがとても低い
利回りは1%程度

3-6.お金を増やす型:投資信託

投資信託は、証券会社や銀行といった投資のプロにお金を預け、運用を任せるものです。日々の仕事で忙しく、自分で投資運用ができない人に向いている財テクです。安心してリスクなく運用益が狙えます。

投資信託ポイント
運用は証券会社や銀行のプロが行なう
忙しい人向け

3-7.お金を増やす型:ロボアドバイザー

ロボアドバイザーは、毎月決まった金額を自動で投資してくれるサービスです。投資信託は投資のプロが運用しますが、ロボアドバイザーは分散投資を軸に銘柄選びや管理をツールが行なってくれます。平均利回りは2〜5%ほどです。

ロボアドバイザーのポイント
毎月決まった金額を自動で投資してくれる
利回りは0.8~6.8%ほど

3-8.お金を増やす型:不動産投資型クラウドファンディング

不動産投資型クラウドファンディングは、ざっくりとしたイメージとしては投資信託の不動産投資版のような投資です。不動産投資を行ないたい投資家からお金を集め、運用会社が不動産の取得・運用・管理を行ないます。平均利回りは4~6%ほどです。

仮に損失が発生した際でも、一定比率までは運用会社が負担するという「優先劣後構造」が導入されているので、リスクも少ないのが特徴です。優先劣後構造について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
投資初心者でも分かる!優先劣後とは?図解説付き【保存版】

不動産投資クラウドファンディングのポイント
不動産の取得・運用・管理は不動産のプロが行なう
平均利回りは4~6%
リスクが低い(優先劣後構造採用)

4.初心者におすすめな節約目的の財テク3選

では、これらの中から初心者におすすめな財テクを「節約型」「お金を増やす型」からそれぞれ3つセレクトします。

4-1.ローン見直し

【おすすめポイント】
・契約して日が経っている場合、もっと金利の低い住宅ローンが存在し、借り換えをすることができる場合がある。
家計の節約という点で一番身近なので着手しやすい。
収入が増えてきており、余裕があるなら返済額を増やして早く返済しきるのが得策。

4-2.保険見直し

【おすすめポイント】
・保険もローンと同様で、過去に無駄な保険に入っている人も多い。
健康保険に加入しているのであれば、健康保険で充分まかなえる項目もある。

4-3.iDeCo

【おすすめポイント】
・iDeCoは老後まで引き落とすことができない積立式の年金だが、老後まで引き出すことができないからこそ、どのように運用すべきかを考える必要がないので初心者にとっておすすめ。
老後のことを考えて、家計の無理のない範囲でコツコツ積みあげていくことができる。

5.初心者におすすめなお金を増やす目的の財テク3選

次に「お金を増やす目的」財テクでおすすめなものです。ここに挙げる3つに関しては、経験やスキルがなくても、数千円~1万円ほどの少額から、初心者でも簡単に始められる投資になっています。

5-1.投資信託

【おすすめポイント】
銀行や証券会社の投資のプロの運用を任せられる。
NISAやiDeCoの対象となり、節税効果を受けられる。

5-2.ロボアドバイザー

【おすすめポイント】
・投資信託よりもさらに自動で投資を進めたいのであれば、ロボアドバイザーがおすすめ。
・分散投資が基本的にプログラミングされているので、リスク分散して投資運用ができる。

5-3.不動産投資型クラウドファンディング

【推しポイント】
利回りが少額投資の中でも「4~6%」と比較的高い
運用はプロが行なうため任せられる。
リスクが低い(優先劣後構造採用)

投資初心者でも分かる!優先劣後とは?図解説付き【保存版】

6.財テクを始める前に注意しておくこと

財テクを行なううえでの注意点は、家計の余剰金で始めるということ。

お金を増やす方の財テクはあくまでも投資になるので、元本割れリスクの可能性もあります。

長い人生のステージでは、結婚や子育て・病気の治療などいろいろな場面でお金が必要となります。そうなった時でも、家計が困らない程度に財テクは行なうようにしていきましょう。そして、リスクを一箇所に集めるのではなく、分散投資させることも大事なポイントです。

まとめ

この記事で抑えておきたいポイントは、以下の7点です。

  • 財テクとは「財務テクノロジー」のことで、節約や投資によってお金を増やすこと
  • 資産運用との違いは、より少額から始められ、節約的な意味も含むかどうか
  • 財テクのメリットはコンパクトに少額から始められること
  • 財テクのデメリットは利回りが低い商品が多い場合もあること
  • 節約の財テク「住宅ローンや保険の見直し」「NISA」「つみたてNISA」
  • お金を増やす財テク「国債」「投資信託」「ロボアドバイザー」「不動産投資型クラウドファンディング」
  • 財テクを行なう上で注意することは、生活の余剰金で行うこと、そして分散投資を心がけること

財テクは家計の少し浮いたお金(余剰金)から始めることができるので、本格的な投資へのファーストステップとして、始められてみてもいいかもしれません。記事で興味を持たれた方は、財テク開始に向けて家計の余剰金を整理することからスタートされてみてください。

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